てるてる坊主のてるる店長は、レイングッズと防災グッズの通販のお店『テルルヤ』を、一生懸命に運営しています。

 

-どんな空でも、晴れやかな心になってほしい

 

そのテーマをむねに。

 



 

商品を仕入れ、そしてホームページを作成することになんとか成功した、てるる店長。

これで、お客様が商品を購入できる形が整いました。

しかし、何日経っても誰もテルルヤで購入してくれません。

それもそのはずです。『レイングッズ』『折りたたみ傘』『防災グッズ』というキーワードでGoogle検索をかけても、テルルヤがヒットしないのですから。テルルヤのサイトを見てくれる人がいなくては、どうにもなるわけがないのです。

 

てるる店長は、テルルヤがお世話になっているネットショップ作成サービス『カラーミーショップ』や、インターネットでそのことを調べ始めました。その結果、テルルヤの存在をGoogleに申請しなきゃいけないことを知りました。

てるる店長は、すぐにやり方を調べ、申請しました。

そして『テルルヤ』と入力すると、見事に検索にヒットするようになったのです。

 

「でも、『テルルヤ』でけんさくするひとなんて、ほとんどいないよね。やっぱり『傘』とか『レインコート』とかで、みんな、けんさくするはずなんだ。」

 

『傘』などのキーワードで検索され、さらにGoogleでページ上位にくるためには、SEO対策(検索エンジン最適化)ということをしなくてはならないようでした。

てるる店長は、どんどん調べていきます。

 

「しらべるの、なれてきた! なんだか、まいにち、いろいろしらべまくってるもんねー♪」

 

てるる店長が得意になった調べ物。

その結果、SEO対策をするには、素人にはかなり難しく、SEO対策をしても必ずしも成果がすぐにでるわけではないことを知りました。

 

「むずかしいなあ! ネットショップって、すごくむずかしいなあ!」

 

そこで、てるる店長は考えました。

SEO対策をしつつ、その成果が出るまでの間に、なにかできることはないのか。

 

「『楽天市場』や『Amazon』っていうのがあるね。ここにしょうひんを、だすことができれば、テルルヤをすぐにしってもらえんじゃないかな!」

 

楽天市場やAmazonというのは誰もが知っているECモール(ネットショップ界の百貨店のようなもの)です。なにを隠そう、てるるは個人的に、かなり利用しています。

もし、そこにテルルヤを出すことができれば、一気に晴れやかさを広げることができる。

 

「やろう! すぐやろう! いますぐやろう!」

 

てるる店長は、ECモール最大手の『楽天市場』に目をつけました。楽天さんは、てるるがライブ配信『Rakuten LIVE』を利用しています。もしかしたらそっちとも連動できるかもしれません。

さっそく資料請求をしたところ、翌日になんと電話がかかってきました。

てるる店長は知らなかったのですが、楽天市場を利用すると、一店につき一人のコンサルタントが付くとのこと。そのコンサルタントさんに、てるる店長はテルルヤの現状を伝えました。

とても親切に対応してくれました。

 

「いいなあ! コンサルタントちん、たよりになりそう!」

 

コンサルタントさんのおかげで、テルルヤの課題もでてきました。

とにかく信用されるテルルヤでないといけないこと。

『楽天市場』としても、怪しいネットショップと契約するわけにはいきません。高めのハードルを超えている店しか出せないからこそ『楽天市場』は信用と人気があるのです。

そのためには、今のテルルヤの在庫数や、品数では難しそうでした。さらにここでも初期費用の問題もありました。

正直、オープンしたての小規模なテルルヤにとっては、運営費用が高く感じました。

『楽天市場』に出店するということは、超一等地にお店を出すようなものです。出店費用が高くつくのは当たり前のことかもしれません。

 

「うーん。しゅってんしたいなあ。しゅってんしたい! でも……くやしいけど、まだむずかしいかも。むう!」

 



 

てるる店長は、後ろ髪を引かれながらも『楽天市場』への出店を断念することにしました。でも近い将来、『楽天市場』へ出店しようと、目標ができたのも事実です。

目標があるって、やっぱりいいことですもんね。

 

さて、もう一つのECモールがあります。『Amazon』です。

『Amazon』も、てるるが個人的によく利用していて、『楽天市場』と並ぶ人気を誇っています。

てるる店長は、『Amazon』のことを調べ始めました。

『Amazon』では、「出店」ではなく「出品」というカタチをとっていることが分かりました。

つまり、テルルヤというお店を出すのではなく、テルルヤの商品を一つずつ出品していくというシステムでした。

 

「これなら、しなかずのすくないテルルヤにもできる! さらに、しょきひようも、すくなくてすむぞ!」

 

『Amazon』では初期費用はほとんどかかりませんでした。大口出品と小口出品という契約方法があり、販売手数料として大口出品は月額4900円、小口出品は一品売れるごとに100円、というものでした。

てるる店長は、『Amazon』との出会いを、嬉しく思いました。

てるるな事務局のてんちゃんにも、Amazonならやれそうだと、ニコニコしながら伝えました。

 

「さあ! けいやくするぞーー!」

 

しかし、てるる店長の笑顔は、この後、どんどん曇っていくことになるのでした。

 

つづく